アルバイトで履歴書を書いたことがあると思いますが、就職活動において、気になる企業の提出する履歴書やエントリーシートの書き方はかなり重要な要素になります。
特に『志望動機』は、企業の採用担当者がしっかり見る部分なので適当に書いて提出することは絶対にやめてくださいね。
じゃあ、どうやって志望動機を書けば良いのかと頭が痛いと思います。
ということで、今回は志望動機の作り方について以下の項目で解説していきます。
・志望動機とは?
・志望動機の書き方(作り方)
・志望動機の例
動画でも解説していますので、参考までにご覧ください。
志望動機とは?
そもそも皆さんは「志望動機」とは何かわかりますか?
簡単にいうと、あなたがなぜその会社で働きたいのか?という理由を伝えるものです。
それを見て採用担当者は「この人は私達の会社をどれぐらい理解しているのか?」「入社してから会社に貢献してくれる人材なのか」などを見ているわけなんです。
そう考えると、適当な理由を書いて出すわけにもいかないですよね。
なので、しっかりとした自分オリジナルの志望動機にしましょう!
志望動機の書き方(考え方)
志望動機を考えるために押さえておく4つのポイントがあります。
⭕根拠:なぜなら◯◯だからである
⭕必然性:貴社でなければいけない理由
⭕貢献:貴社に◯◯能力で◯◯を貢献できる
この4つのポイントに沿って、考えて行きましょう。
例・ホテル(フロント業務)
上記の4つのポイントに沿って考えた例がこちらです。
⭕結論: 私はホテルでのフロント業務を通して、多くの笑顔を支える仕事をしたいと思って志望しました。
⭕根拠:外国人の私が、初めて日本のホテルを利用した時、清潔感やサービスの質の高さに驚き、自身も細かいところまで行き届いた接客をしてお客様に満足して頂きたいと思いました。
⭕必然性:多くのホテルを調べて、実際に行って泊まったこともありましたが、ここのホテルが一番快適に過ごせたので、そういうサービスを提供している貴社のサービスに惹かれました。
⭕貢献:私は、専門学校で日本語の勉強はもちろん、PCスキルのExcelやワードも使えます。また、コンビニやスーパーなどでアルバイトをしていた経験もあり、接客にも自信があります。沖縄には私と同じネパール人や英語圏の外国人観光客も多いので、得意な英語も活用できます。臨機応変に頑張ることが出来ますので必ず貴社にとって貢献できると自負しています。どうぞ宜しくお願い致します。
書き終わったらきちんと確認
志望動機が書けたら、最後まできちんと確認をしてください。
せっかく頑張って考えた志望動機も間違った日本語になっていたり、読みづらい内容で何を言いたいのか採用担当者に伝わらなければ意味がありません。
なので、以下の4点も気をつけて確認を行ってください。
① 動機に説得力があるか
② 企業に採用するメリットはあるか
③ 語尾(ですます・である)を統一しているか
④ 誤字や脱字がないか
確認しても不安な場合には、日本語の上手な友達や学校の先生にチェックしてもらうのも良いと思います。
さいごに
日本語で志望動機を考えることは外国人にとってかなり難しいことではないでしょうか?
上記の内容が少しでも皆さんの志望動機を考える手助けになれば幸いです。
採用担当者は志望動機を見て、会社に定着する人なのか、社風にマッチする人なのかを判断していますので、面接のときにもきちんと自分のアピールできるように志望動機を聞かれたら答えられるように練習しておきましょう!